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「乳がん考えて」ヘッドマークに託して 湘南モノレール

話題 | 神奈川新聞 | 2020年10月21日(水) 10:46

リニューアルしたピンクリボン号の前で新しいヘッドマークを見せる関係者。デザインした時津さん(前列右から2人目)と川﨑さん(同左)=湘南モノレール大船駅

 乳がんについて啓発する湘南モノレールのピンクリボン号が17日、リニューアルし、公募で選ばれた新ヘッドマークを付けての運行を開始した。同モノレール開業50周年記念事業の一環。

 ヘッドマークは、応募約110点から選ばれた鎌倉市立山崎小3年の川﨑ゆりあさん(8)と同市内のアルバイト時津悠里さん(21)=同右から2人目=がそれぞれハートや大船の名所などをデザイン。大船駅で同日開かれた出発式で、川﨑さんのマークは大船駅側、時津さんのものは湘南江の島駅側に取り付けられた。同号は1年間走行する。

 川﨑さんは「乳がんの人が元気になってほしいと願って描いた」と話し、時津さんも「運動が普及し、乳がん検診の受診の増加につながれば」と望んでいた。

 
 

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