【動画】生後1カ月を過ぎた双子の赤ちゃんパンダ、2頭とも1kg超え 上野動物園

2021年7月27日 15時30分
 東京・上野動物園は27日、6月23日に誕生したジャイアントパンダの双子の赤ちゃんの様子を公表した。同園によると、オスの赤ちゃんがメスに比べ200gほど小さいが、「いずれも健康状態は良好で、体重の増加も順調」として問題はないとしている。

上野動物園のジャイアントパンダの双子の赤ちゃん(左がオス、右がメス)=26日撮影、いずれも東京動物園協会提供

 同園が提供した動画からは、2頭の体つきがだんだんと丸みを帯びてきた様子が伝わる。赤ちゃんの鳴き声に、シンシンが慌てて駆け寄る姿なども見られ、ほほ笑ましい。
 園によると、パンダは約45%の確率で双子が生まれるが、うち1頭しか育てないことが多いため、同園では赤ちゃんパンダを交互にシンシンから取り上げ、保育器で人工保育をする「人による介在保育」を実施している。
 双子の名前が決まるまで、誕生した日にシンシンから取り上げて保育器に移したオスの子どもを「#1」、シンシンが抱いていたメスの子どもを「#2」としている。同園では26日昼に子どもを入れ替え、現在は「#2」がシンシンと過ごしている。
 誕生時124g、13.4cmだった「#1」は、26日の測定で1,164g、30.0cmに成長。誕生翌日に146g、15.0cmだった「#2」は、26日の測定で1,367g、30.5cmだった。

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