生理が遅れたら?もしかして妊娠?私は大丈夫なんて自問自答してる前に、まず検査薬でチェックして!陰性でも不安なら病院へ急げ!! 結果的として中絶という選択を選ぶ以上、1秒たりとも悩んでる余裕はないんだからね。


女の子なら誰だって、セックスしたら、妊娠する……。その時のこと、今までにパートナーと真剣に話し合ったことがありますか。セックスのすぐ向こうにある、厳しい現実。赤ちゃんを産めない立場の二人にこそ、覚悟していて欲しいんです。どんなに避妊に気をつけたつもりでも、絶対なんてないからです。「まさか、そんな、私に限って……」「明日はきっと月経がくるから……」一日延ばしにゴマかさないで。オトナの女性としてやってく自信があるからこそ、セックスを体験したはずだもの。自分自身のからだのこと、人生のこと、冷静に見つめる分別を持たなくっちゃ。
妊娠について、正確な判断ができるのは、産婦人科の医師だけです。「やっぱり、妊娠?……」と思ったら、もう迷わず病院を訪ねましょう。妊娠の進み具合の目安となる「妊娠週数」は、最後の月経の初日から、0週として数えはじめます。月経周期が28日型なら、月経予定日は4週目に入るところ。その意味からも、グズグズはできません。中絶手術を受けるとしても、11週以前の初期のうちなら、からだへの負担がずっと軽くてすみます。もし12週以降、中期に入ると胎盤が完成し、胎児も大きくなっていますから、手術の方法も異なり、とっても大変です。さらに22週に入ると、法律で一切の中絶手術が禁じられています。
「親にバレたらマズい」「学校に知れたらヤバい」若い世代の『性』に、世間一般、まだまだ見る目は冷たいから、パニくる気持ちもよくわかります。だけど、そんな追い詰められた思いのまんま、中絶に駆け込んじゃダメ。「産む」としても、「産まない」としても、その選択はあなたが、あなたの人生を、よりよく生きるためのステップにしていかなくちゃ。
『妊娠』では、いろんな世代の、いろんな立場の女性たちが、いつだって悩んでます。そう、つらいのはあなた一人じゃない。そして信頼できるオトナをまじえ、もう一度、筋道たてて「産んでガンバル私」と「産まないで乗り越える私」をシミュレーションしてみます。学校、生活、お金、将来……。きっと自分とパートナーの問題点が、もっとはっきり見えてくるはずです。
この辺で、できることなら二人の両親にも登場してもらいませんか。きっと第一声が「ばっかやろう」。でも親は、わが子のピンチに決して後へは引かないものです。いーじゃありませんか、親なんだもの、少々迷惑かけたって。それが親の役目だもの。オトナたちの親身の言葉は、ともすればくじけて投げやりになるあなたの心を、必ず支えてくれるんです。
さあ、少しは気持ちが落ち着きましたか。これからがホントの勝負。もう一ぺん、自分のための結論を気合を入れて出してください。例えそれが、初めと同じ「産まない」選択だとしても、とことん納得してのことなら、つらくたって人生をプラスで乗り越えられる。自分を責めるだけで、悲しみを引きずるだけで、中絶を終わりにしたら負けだもの──。
| 10代の女性 | 20〜30代の女性 | 40〜50代の女性 |
|---|---|---|
| ・学校が妊娠、出産を認めない。 ・勉強と両立できない。 ・進学、就職が不利になる。 ・経済力がない。 ・親が厳しく反対する。 ・パートナーが逃げてしまった。 |
・まだ学生である。 ・仕事と両立できない。 ・パートナーと結婚できない。 ・パートナーと結婚したくない。 ・パートナーと別れたあと。 ・パートナーが妻子持ち。 ・パートナーの子供かどうか分からない。 ・保育園などの行政制度が不十分。 ・給料が安い。 ・住宅事情が悪い。 ・持病があって妊娠継続が難しい。 ・心身に障害があり、回りの理解、 協力が得られない。 |
・体力に自信がない。 ・住宅ローンの支払いに追われている。 ・上の子供の受験とぶつかる。 ・娘の出産と重なる。 ・夫が反対する。 ・夫が単身赴任で大変な時期。 ・夫はすでに定年退職。 ・夫の子供ではない。 ・家族に病人がいて余裕がない。 ・老いた両親の世話がある。 |
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