10組のうち2組もの夫婦が不妊症だといわれる現在。もはや、他人事とは言えなくなってきました。早期発見・早期治療のためにも、不妊症がどんなものかをきちんと理解しておきましよう。

| 脳下垂体のトラブル | 排卵障害の原因で一番多いのは、ホルモン異常によるもの。 ホルモンの分泌は脳が指令しますが、そこにトラブルがあると情報がうまく伝わらなくなります。 |
| 高プロラクチン血症 | プロラクチンとは、乳汁を出すためのホルモンのこと。 この数値が高くなると、体が妊娠した状態に近くなるため排卵や着床が妨害されます。 妊娠していないにも関わらず母乳が出る場合は、この可能性も考えられます。 |
| 抗精子抗体 | 通常、病原菌が体内に侵入しようとすると、それをシャットアウトするための抗体ができます。 ところが、精子をシャットアウトしてしまう抗体ができる場合もあり、妊娠を困難にしてしまいます。 |
| 子宮頸管炎 | 子宮頚管は、排卵前になると粘液を分泌し、精子の進入を促します。 しかし、細菌やクラミジアなどによる炎症があると、粘液の分泌量も減り、妊娠しにくくなるケースがあります。 |
| 子宮筋腫 | 不妊の原因となりやすいのは、子宮の内側に向かって発生する場合や、子宮が変形するほど大きくなる場合。 卵管を圧迫し、精子が卵巣に進入できなくなる場合もあります。 |
| 子宮内膜症 | 子宮内膜と同じ組織が、子宮以外の場所にできる病気。発生場所はさまざまです。 子宮内膜は生理時にはがれて月経血として排出されますが、子宮以外の場所にできた内膜は排出されず、 徐々に周囲組織と癒着。クラミジアなどによる癒着と比べ、はがれにくいのが特徴です。 また、卵巣などに古い出血が溜まる(チョコレート嚢腫)場合もあります。 |
| 子宮腺筋症 | 「子宮内膜症」の一種で、強い生理痛が特徴。子宮の内側にある腺組織が、子宮の筋肉の中に発生します。 |
| 子宮奇形 | 先天的なもので、まれに見うけられます。 いくつかの種類があり、必ずしも不妊を招くものではありませんが、子宮内膜の発育が悪くなると 妊娠しづらくなります。また、妊娠しても子宮が大きくならない場合は、流産の原因になることがあります。 |
| 子宮腔癒着症 | 何らかの原因で子宮壁に傷がつくと、他の部分と癒着することがあります。 着床の妨げになるだけでなく、妊娠しても子宮の伸縮が悪くなり、流産してしまうケースも。 中絶や手術の経験がある場合は、要注意です。 |
| 卵管の炎症 | 細菌や淋菌、クラミジアなどにより炎症を起こすと、卵管が癒着して不妊の原因となります。 特に、クラミジアはほとんど自覚症状がないので注意が必要です。 |
| 卵巣機能低下 | 何万個もあった原始卵胞が、まったく無くなると閉経を迎えます。 ただし、年齢的には若くても、卵巣がうまく機能しない場合は排卵しなくなることがあります。 |
| 卵巣嚢腫 | 卵巣のできもの。卵子を卵管に取り込めない、子宮へ運ぶことができない場合は、不妊の原因となります。 卵管や卵巣の周りが癒着した場合も同様です。 |
| 多嚢胞卵巣症候群 | 卵巣の膜が固くなり、その内側に排卵できない未熟な卵が溜まってしまいます。 これにより、月経周期の長期化や無月経を招くことも。 また、男性ホルモンが増え、毛深くなったり、太ったりすることもあります。 |
| 骨盤腹膜炎 | 細菌やクラミジアによる炎症が、子宮、卵管を経て骨盤腹膜に達すると、下腹腔内に膿が溜まってしまいます。 慢性化すると周囲臓器と癒着し、不妊の原因となります。 |
| 精子無力症 | 運動している精子の数が60%未満の場合。 元気のない精子では卵子の膜を通過できず、受精には至りません。 |
| 乏精子症 | 精液1・中の精子数が6000万個未満の場合。 精子の濃度が低いと受精も起こりにくくなり、自然妊娠は難しくなります。 |
| 奇形精子症 | 精子の奇形率が10%以上の場合。精子の中には、通常10%程度の奇形精子が含まれていますが、 この割合が高いと妊娠しづらくなります。 ただし、奇形精子があることと奇形児が生まれることは関係ありません。 |
| 膿精液症 | 精液1・中の白血球数が100万個以上の場合。 精子が白血球に傷つけられることで、不妊に陥ります。 前立腺や精嚢に炎症がある場合に起こることが多いようです。 |
| 精液減少症 | 1回の射精で精液量が2ml未満の場合。 精索静脈瘤(精巣から出る静脈に血液が溜まり、陰嚢の表面が隆起する病気)が 原因となるケースもあります。 |
| 無精子症 | 精液中に精子がまったくいない場合。 精巣で精子が作られていても、精管が詰まっている(狭くなっている)ケースもあります。 |
| インポテンツ | SEX時の勃起障害や射精障害だけでなく、日々の精神的なダメージも不妊の原因に。 近年、増加傾向にあります。 |
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