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そもそも生理って何だろう?

『毎月あることだから、知らないはずがない!』でも、よく調べてみたら“目からウロコ”なんてことも多いはず。女性が避けて通れない問題だから、まずはここから見つめ直していきましょう。

生理のメカニズム

「赤ちゃんがほしい」「まだ赤ちゃんはちょっと…」といったそれぞれの思いとは別に、女性の体の中では“妊娠するための準備”が繰り返されます。例えば、ホルモンの分泌量が変化したり、子宮内膜が増殖されたり…。でも妊娠しなかった場合、それらは全てリセットされます。これが生理という現象です。つまり、受精卵を受けとめる準備をしていた子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに排出されるのが生理なのです。50歳前後に閉経を迎えるまで、女性はこの生理とつきあい続けます。



卵巣刺激ホルモンの働きで、卵巣内の原始卵胞(約5万個)のうち5〜6個が成長。その中の一つが成熟卵胞に。

卵胞ホルモンの働きで、子宮内膜は徐々に増殖。成長した卵子は、卵胞・卵巣の外へ(排卵)。卵管采を経て卵管に取り込まれます。

排卵後、卵胞は黄体に。同時に黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜はさらに増殖。受精卵の着床に備えます。

卵子は、およそ24時間以内に受精しなければ、不要になった子宮内膜とともに体外へ(生理)。

卵管の途中で精子と結合し、受精卵に。分裂をくり返しながら子宮内まで移動します。

子宮内に移動してきた受精卵が、子宮内膜に着床(妊娠)。


正常の生理とは?
周 期 生理開始日から、翌月の生理開始前日までの日数。25〜38日間が一般的です。
期 間 一般的に、3〜7日間。
排卵日 一般的に、生理開始日から12〜15日間。
出血量 一般的に、約180g程度。
血液の状態 鮮血ではなく、赤黒い血液。普通の血液とは違い、固まりません。
基礎体温 低温期と高温期がハッキリと二極化している。

※“おかしいな”と感じたら、産婦人科医に相談しましょう。 ※周期・期間・排卵日は、1カ月=30日とした場合。
周期は、その月によって1週間程度前後することがあります。

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