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pH5.5のスキンケアをはじめましょう!(赤ちゃん編)

何もしなくてもすべすべでうらやましい赤ちゃんの肌。だからといって何もしないのは間違いです。生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚はお腹の中とは違った環境で、必死に耐えているのです。赤ちゃんの皮膚の手助けをするためにもスキンケアをしてあげてください。赤ちゃんの皮膚トラブルのほとんどはお母さんのスキンケアによって防げるのです。


赤ちゃんの肌の不思議?

お腹の中で赤ちゃんは胎盤を通じて栄養をもらいます。皮脂に影響する性ホルモンも届けられるので、生まれたばかりの赤ちゃんは皮脂が多く、肌はしっとりしているのです。しかし、生後1ヶ月以降お母さんの影響が消えて皮脂の分泌ががくんと減り、思春期までは皮脂分泌の非常に少ない時期が続きます。また、毛穴や汗腺の数は大人と同じなので、皮膚の面積の割に汗がよくでるので、不衛生になりやすいのです。だから生まれてすぐと生後1ヶ月以降ではスキンケアの考えが違うのです。

脂漏性湿疹って?

生後すぐの赤ちゃんはたくさん皮脂を出すので、洗浄が不十分だと、顔ににきびのようなものができたり頭に黄色いかさぶたができたりします。周囲が赤くなったり、次第に広がってきます。かゆみはあまりありません。こびりついた皮脂が雑菌や紫外線などで分解されて刺激となり皮膚炎を起こしたりします。かさぶたは無理にはがさず、ワセリンなどをぬって軟らかくしてから、入浴時に洗い流します。清潔にしておくことで防げ、生後2ヶ月頃になると減少してくるので、決して無理にははがそうとしないでおきましょう。


2ヶ月以降の赤ちゃんは?

生後2ヶ月たつとお母さんの影響が消えて皮脂の分泌が減り、また皮膚が薄いのでバリア機能が弱く、皮膚が乾燥しやすくなります。おっぱいやよだれで汚れた皮膚を湿ったガーゼなどで拭くと一緒に皮脂もとれてしまいます。しっかり汚れを取るのは大切ですが、皮脂がとれた皮膚はますますバリア機能が低下しトラブルを招きます。弱酸性の洗浄剤で清潔にした後は保湿ローションなどで、潤いを与えてあげましょう。

赤ちゃんのバスタイム!

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、毛穴と同じように汗腺の数も大人と同じです。そのため汗をよくかき、きれいに見えても肌は汚れています。また、プクプクとしたかわいい体型は関節やしわなどくびれたところがいっぱいあり、どうしてもそこに汚れが溜まりやすくなります。汚れが溜まるとあせもやかぶれができやすくなります。シャンプーもおかあさんはやわらかい赤ちゃんの頭を気遣い、きちんと洗わなかったり、すすぎを充分に行なわなかったりすることがあります。また、アルカリ石けんの場合、石けんカスが皮膚に残り刺激になる場合もあります。大人よりからだが温まりやすいので38〜39℃のぬるめのお湯を使いましょう。


アトピー性皮膚炎って?

アトピーとは奇妙という意味で、かゆみの伴う湿疹が主な症状で、よくなったり悪くなったりを繰り返します。遺伝的環境的な要因も関与しているといわれ、肌のバリア機能が低下し、様々な刺激に過敏な反応を示します。原因はひとそれぞれで、食べ物やダニ、ストレスなどでおこります。根本的な原因はまだはっきりわかってはいませんが、肌を乾燥させないで、バリア機能を保つことで発症を予防したり、症状を軽くすることができます。


まずは心と体の準備を!
大事なことは肌のスキンケアです!

アトピー性皮膚炎のお肌は乾燥しがちで、刺激に対して非常に敏感です。アルカリ性の石けんで過度に洗うと、皮脂がとれ過ぎ乾燥しやすくなるので、バリア機能が低下し、刺激を受けやすくなってしまいます。そのため、弱酸性で低刺激の洗浄剤で洗うことがとても重要です。また、熱いお湯は皮脂をとりすぎるだけでなく、血液の循環をよくするため、かゆみがひどくなります。乾燥するとかゆみがでやすくなり、かきむしるとさらに湿疹を悪化させてしまいます。肌をきれいにした後は保湿ローションなどで、しっとりさせることをお忘れなく。

アトピーをやっつけよう!

(1)悪化因子を見つけること、(2) 正しいスキンケアを行なうこと、(3)必要に応じて薬物療法をきちんと行なうことがとても大切です。薬を塗る場合でも、まず清潔にし、保湿ローションなどで肌をしっとりさせてから薬を塗りましょう。また症状が出ていないときも保湿ケアをしっかり行ないましょう。アトピー性皮膚炎の基本のケアは洗浄と保湿です。