「胎児コミュニケーション」とは、胎教をもっと広い意味で捉え、
妊娠期からの「親子のきずな」を重要視したものです。
一緒に音楽をきいたり、話しかけたり、妊娠中から積極的に赤ちゃんと触れ合い、
深く、濃く、固い「きずな」を育みましょう!
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「お腹をたたくと、赤ちゃんがそれを理解して反応する。」この感覚は実際に体験しなければ分かりません。しかし、これによって意識が変わることで胎教はもっとスムーズになります。
キックゲームは、赤ちゃんがお腹をけったら、お母さんがお腹をたたいて応えるコミュニケーション方法。“赤ちゃんは意識を持ち、さまざまな能力を備えた一人の人格である”ということがハッキリとイメージできます。
お腹をたたくときは、平手でもゲンコツでもOK!少し力が入っても大丈夫なので、赤ちゃんに伝わる強さで行いましょう。
赤ちゃんがけって来たら、その場所を「キック」と言いながらポンとたたきます。「キック」は、ハッキリとした発音で。1〜2分位でけり返してくるので、また「キック」と言いながらポン。すると、また同じ場所をけり返してきます。「じょうずにできたね」と、毎回ほめてあげましょう。
今度は、第1ステップと反対側のお腹を「キック」と言いながらポン。すると、赤ちゃんはお母さんがたたいた場所をけってきます。上手くできたら、お腹の上や下のほうでチャレンジ。たたいた場所を正確にけり返し、しばらく練習すると2〜3秒位でけり返すようになります。
次は、「ふたーつ」と言いながら、お腹をポンポンと2回たたきます。すると赤ちゃんは2回けり返して応答。ここまで来たら、赤ちゃんとのコミュニケーションの下地はバッチリです。お母さんがリラックスしていると、赤ちゃんの反応もグンとUP。次は「みーっつ」でトライしてみましょう。
1日に2〜3回、リラックスして楽しめる場所と時間を選んで。キックゲームは、数秒ですぐ反応する赤ちゃんもいれば、なかなか反応しない赤ちゃんもいます。中には、1回たたけばドドドッとけってくる赤ちゃんも。反応は人それぞれですが、くじけずに2週間は続けてみましょう。
あるアンケートによると、7割近くの人が「うまくできた」と回答。「1回返してくれた」が4割強、「2〜3回返してくれた」が3割弱もいました。驚いたことに「10回たたくと10回応えた」という人も数名。しかも、偶然ではなく毎回です。お腹の赤ちゃんが数を認識できるという何よりの証でしょう。
●胎教のふしぎ ●すてきな音楽を聴こう!
●楽しくおしゃべりしよう! ●キックゲームで遊ぼう!
●積極的に外へでかけよう!
●一緒にお勉強しよう! ●パパが協力できること